救世主再び現る~ハト吉物語その3
2009年6月15日(月曜日)
ドラマチックな一日を過ごしているスタッフ「よ」です。
★前回までのあらすじ———————————————–★
会社に突如現れた瀕死のハト、死を待つだけかと
思いきや、通りがかりのおじさんに水をもらい
いきなり2、3メートル飛んだ!?
回復したのかハト吉!!!???
————————————————————————————-
2,3メートル飛んだハトを見て、
私は驚きと同時に自分がハトが大嫌い!!だった事実を思い出しました。
元気となれば、もはやゴキブリの次に近寄らないでほしい存在。
2,3メートル進んだ場所でウロウロするハトが
飛び立たないこと祈り、横をすり抜けるよう駆け足で通り過ぎました。
回復したなら、もう戻ってこないでね!!
どこかで元気に暮らしてくれ!
が、しかし
翌日出社すると、ハト吉が元の場所に!?
しかもダンボールの囲いと共にカムバック!!!
やはり、回復していなかったようです。
再び、死を待たれる存在かと思ったその時。
またも、昨日のおじさん二人組みが現れます。
そしてやはり私に向かいジェスチャー
ハトを指で指す=このハト
自分たちの胸に手を置く=私たちが
その話しは置いといてのジェスチャー=持っていく
「このハトは私たちが持っていきます」
え!!!???
このおじさん達、ニコニコしながら本当は悪い人なの!?
保健所の人!?
殺されちゃうの!!??
すぐに掃除のおばちゃんに聴きに行くと、
「いやー違うのよ、あの人達、ハトが凄く好きなんだって、
だから介抱して元気になったら解放するんだって」
☆☆☆救世主☆☆☆
なんだか、あたたかい気持ちになりました。
約2日間
通りすがる全ての人がハト吉を心配し、
しかしどうにも出来ない状況。
そんな中引き取ってくれた二人の救世主!!!
こんなビジネス街で、一つの動物をめぐってこんなにも
みんなが関心をもって接した時間に都会も捨てたもんじゃないと思いました。
たとえ
ハト吉が保護されてから、
残された大量のウ○チを見ても・・・。
また、ハトがいないのを見て
再び「あのハトどうしたの?」と20回くらい聞かれたとしても。
心は晴れやかなのでした。
そんな心温まるエピソードでした。
お付き合いいただき、ありがとうございました。
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